大阪の犬・ペットと写真撮影が行えるエキスポフォトスタジオのカメラマンの寺川です。
先日から当フォトスタジオでも七五三衣装・被服セットのレンタルが開始になりました。
開始早々、当フォトスタジオで七五三写真の撮影・衣装レンタル・着付の1セットで同じ家族である愛犬と3歳男の子の七五三写真撮影を行わせていただきました。
今回特筆すべきは七五三の衣装です。
エキスポフォトスタジオでは以前まで撮影衣装についてはオンラインレンタル専用のご衣装をご案内させていただいておりましたが、この度、3歳男の子・女の子のご衣装を導入いたしました(5歳男の子・7歳女の子の衣装入荷は未定)
従来の日本古来の絵が入ったタイプの衣装ではなく、軽装ながらも男女ともにユニセックスのような感覚でご利用いただけるナチュラルテイストなご衣装を当フォトスタジオカメラマン、寺川昌宏がセレクトさせていただきました。
七五三写真で最も大切なことは場所に合った衣装です。
衣装だけを見て全てを決めるのではなく、フォトスタジオの設計段階から写真館の施設内において、写真の写り・光の入り方・構図バランスなどをプロカメラマンが徹底的に洗い出してゆくことによって、一般の方々には気づかない点や向き不向きな撮影環境など設計段階から発見が沢山出てきます。
特に近年はスマートフォンに高性能カメラが搭載されたので、写真やカメラというのを一括りにお考えになられている方が多いのですが、エキスポフォトスタジオで使用するカメラはスマートフォンで撮影するわけでもなく、スマホの加工アプリで編集もしません。
要は一般の方が肉眼で見たものがそのままフォトスタジオで撮影できる写真であるのであれば、七五三やお宮参りの記念写真業界は早く淘汰されていると当フォトスタジオは考えます。
次にエキスポフォトスタジオが設計段階から普段の家族写真や子供写真など、人物撮影を中心に大切にしていることは
“命ある者、全てをお迎えする”
といってライオンやヒグマが来られたら僕も一撃アウトですが(笑)
実は長年、スタジオカメラマンとして活動をする中で感じたことは、フォトスタジオや写真館、並びにプロカメラマンにも寿命があります。
決して永遠ではないのです。
つまり、限られた時間の中で、出会える方々の総数というのは動物はじめ、人間も限られています。
地球人口60億人全てに出会えるほど、私たちの人生というのは辛い時ほど時間は長く感じるけど、実はそこまで長くないんですね。
有限の中で何ができるだろう?それはどんな人がどの時代を、一生懸命、特に美しく、喜怒哀楽をもって生きていたのか?という点を心の隅で感じながら、フォーカスをしてゆくことが犬やペット・子供をはじめとした家族の写真を残す上で大切と考えています。
七五三写真も衛生面や衣装の管理状態には最大限の配慮をしながら、撮影を行なっています。
全ての命というのはおこがましいかもしれませんが、世代や年齢、社会的立場を問わずに色んな方々にお越しいただけるように日々トライアンドエラーを繰り返して、写真業を営んでいます。
今回、お子様にご着用いただいた七五三・3歳男の子の衣装は#3B-BG1という当フォトスタジオで指定している型番の衣装です。
柄も男らしさを主張するというよりかは、青さの色にご抵抗がなければ3歳女の子もご着用いただけるユニセックスなご衣装になっておりますので、性別問わずご検討いただければ幸いです。
ホワイトベースに美しい自然光が差し込むエキスポフォトスタジオにおいて、濃すぎない青の色合いが光に差し込むのは、まさに芸術的です。スタジオ近隣では吹田市の北摂の地において芸術のランドマークである岡本太郎さんの太陽の塔が見えます。
もちろん犬と七五三写真撮影を行うことだけがエキスポフォトスタジオの役割ではありません。
3歳の子供さんにも様々な癖や表情、それは全て今しかない子供さんがこれからの成長を迎えられる最中において、傍観するだけでは、もう2度と戻ってこない、力強く1歩1歩、毎日を歩まれている果敢な姿です。
長年、大阪の地で家族写真を撮影していると、数年前に撮影したお子様と再会することもよくあるのですが、皆様とても大きくなっていて、以前にスタジオ撮影を行った時の幼さを思い出せないくらい、みんな元気にしっかり成長されています。
西日本では基本的に男の子の七五三は5歳に神社にお参りされる傾向が強いですが、お父様お母様にとっても石の上にも3年、出産から子育てまで3年間の区切りであるご苦労があったかとご察しいたします。
僕は何度も思います、道ゆく元気な子供達を見て、また当フォトスタジオで数々の笑顔や決定的瞬間のシャッターチャンスを与えてくれるお子様を見ながら、きっとこの今の瞬間はご両親がしっかり頑張って生きられているからこそエキスポフォトスタジオが機能していると、いつも皆様、素晴らしい写真撮影をありがとうございます。
そんなワンちゃんやペットも一緒に、全て自由とはいかないけど、目指すは可能な限りボーダーレスな犬・ペットとの七五三写真も是非ともご参考いただければ幸いです。
ご拝読ありがとうございました。