本記事では還暦・古希・喜寿・米寿祝いに最適なご長寿写真を大阪の写真館エキスポフォトスタジオの代表カメラマン寺川昌宏の撮影した実際のご長寿写真と共に写真のご紹介のみならず、ご長寿お祝いの撮影ポイントなどの解説含めてご紹介させていただきます。
近年は人生100年時代と言われており、還暦といってもご長寿というより、まだまだ現役という方の方が多い時代ではございますが、何かを60年続ける、つまり生まれてから人間、人生を60年以上歩むというのは並大抵のことではないので、ご家族と交えてお写真を残す良い機会になるのではないかな?と年間多くの還暦・古希・喜寿・米寿お祝いの写真撮影のご依頼を当フォトスタジオまで寄せられる中で感じます。
還暦・古希・喜寿・米寿について
日本では60歳を超えると様々なお祝いの呼称があり、代表的なのが還暦・古希・喜寿・米寿が代表的です。ではフォトスタジオでご長寿写真を撮影される観点と結び合わせながら、それぞれの呼称についてご説明させていただきます。
還暦(60歳/数え61歳)
還暦写真の撮影年齢は60歳です。元の起源、長寿をお祝いするのは中国由来だそうですが、日本においては生誕60年で十干十二支が一巡りしてもとに還ることの意味合いから、赤いちゃんちゃんこを着用してお祝いすることで、赤ちゃんの0歳に戻り、もう一度生まれ変わって出直すという縁起がございます。
西洋の方ではダイアモンドをプレゼントしたり、ご長寿パーティーをされたり還暦のお祝いも様々。調べたところによるとタイでは12年ごとにお祝いする風習があるなど、世界各国、先人を敬う気持ちというのは地域エリアそれぞれです。
古希(70歳)
『七十年生きる人は古くから稀である』と大昔の中国の詩人の言葉が由来だそうですが、大昔は人間の寿命も短かったので70年人生を生きることがとても貴重な時代が世界で長かったのかもしれません。
またこれまでフォトスタジオを長年運営しながら感じたことは70代でご逝去されたご家族が身内にいらっしゃる方に
『あのタイミングで写真を撮っておけば良かった』
とご遺族の方が家族写真の撮影で当フォトスタジオにご来店された際によく悔やまれることのひとつです。
70代から体調の変化や後期高齢者に向けて何が起こるか一見健常な方でもわからないので、ご長寿お祝い、またその写真を残すことはとても大切なことだと感じます。
喜寿(77歳)
上記のお写真が喜寿のお祝いの実際に当フォトスタジオが大阪の毛馬の桜で撮影したご長寿写真となります。
実は喜寿に対する考え方こそ日本独自のもので、先述させていただいた還暦・古希といった60歳以降を10年単位でお祝いしてゆく風習の由来は中国由来の文化なのですが、この喜寿、77歳を節目とするのは日本独自のご長寿お祝いの習慣だそうです。
喜寿の起源や歴史を遡ること室町時代。
平安時代から室町幕府の時代になり、紛争や貧困などが落ち着き、平均が寿命が延びてきたそうです。
その際に当時、既に中国から伝来していた『還暦』・『古希』といった長寿を祝う風習からの派生でできたという説がありますが、なぜ77歳という7のゾロ目を指定して喜寿にされたかは諸説あるものの、正確な情報は得られませんでした。
但し7という数字は日本においてもラッキーセブンという形で幸福の象徴の数字とされています。
室町幕府の当時から7という数字の縁起を感じることが既にあれば七福神などと同じように、ご長寿の上、年齢が7と7の77歳で縁起が良いといった概念で喜寿が生まれたのであれば、当時の日本人もなかなかユニークだったのかなと感じます。
米寿(88歳)
米寿のご長寿お祝い、こちらも喜寿と併せて日本独自のご長寿祝いの慣わしを感じます。
日本において大昔から大切にされたきた食品は米。
戦前の日本では”やる気”という”気”という漢字が”氣”と、人間の気の中に米が入っていただけの日本人の源の漢字です。
その米という漢字を縦から外してゆくと
八
十
八
という意味合いから77歳の喜寿のゾロ目祝いから、次は米にちなんだ米寿が誕生します。
問題は米寿(88歳)以降は卒寿・白寿・百寿・大還暦と長生きの称号が続いてゆきます。
ご長寿お祝いの記念写真撮影タイミング
ご長寿お祝いの写真撮影の時期やタイミングは様々な方法がありますが、還暦の60歳を除いては、普通に家族写真の形でよろしいのではないでしょうか?というのが我々写真館の考え方です。
年を重ねると、お祝いやパーティーといっても食事の限界があったり、なかなか50代くらいの感覚とは老化に伴い差が出てしまいます。
家族や老夫婦で写真よりも、子供さんや孫さん、ご親戚の催しやお祝いを優先されるご長寿のおじいちゃん・おばあちゃんがとても多いので、あまり主役というのを好まれない、気がのらないご年配の方がこれまで多かったりもしたので、普通に七五三や結婚式・お宮参りなどの慶次事でしっかり一緒に写真を残しておくことが大切なのではないかなと感じています。
エキスポフォトスタジオは家族写真の人数や組み合わせ自由!!
当フォトスタジオでは家族写真の撮影際に人数や組み合わせによって料金が変わることはございませんので、是非ともフォトスタジオに遊びにきていただく際に、多くのご家族やご親族・おじいちゃん・おばあちゃんを連れてお越しいただいて、尚且つ追加料金なしで家族写真・一族の写真を残していただくことが可能です。
よくフォトスタジオや写真館でありがちな1名追加につき5,000円などといった追加料金設定はないのでご安心ください。
本記事では大阪の満開の桜の下で喜寿のご長寿お祝いの写真を撮影されたご夫婦の写真を交えながら、ご長寿祝い・呼称・スタジオ写真撮影についてご紹介させていただきました。
夫婦で、喜寿や米寿を迎えれるのも本当に特別なことだとまだまだ若輩者の私たちは考えておりますので、是非とも撮影できるうちにお写真を残していただければ幸いです。
またご長寿で長生きされた方々の節目が、肉親や親族一同で集まってたわいもないお話をしたり、家族写真を撮ったり、それは老夫婦だけでなく赤ちゃんや子供さん、お兄ちゃん、お姉ちゃんといったこれからの希望も交えて家族で写真を残せる、おじいちゃんおばあちゃんが残してくれている良い機会ではないでしょうか?
ご長寿お祝い・還暦・古希・喜寿・米寿の家族写真撮影もお気軽に当フォトスタジオまでご相談ください。
この記事の執筆と写真撮影
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大阪府吹田市のエキスポフォトスタジオで家族写真・子供写真・結婚写真などご家族の各種記念写真の撮影を行いながら日本全国各地で結婚や家族の写真撮影を行っています。
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