七五三撮影を上手く撮るコツ
本記事では大阪で七五三写真撮影を行っているエキスポフォトスタジオの撮影実績から、七五三に適したオススメ時期を解説してゆきます。
10月〜11月の秋口に紅葉散策を兼ねて神社にお参りに行かれたことがある方なら一度は目にしたことのある七五三の大行列。
大阪天満宮の方では11月の土日祝はご祈祷まで2時間待ちといったことも普通にあるそうで、3歳、5歳、7歳のお子さんに着物などを着せて車に乗せて神社に行くだけでも大変なのに、神社が何時間も混み合っているとお子様のみならず、親御さままで大変ですね。
ここでは過去に大阪・関西で七五三の撮影を行ってきたエキスポフォトスタジオのカメラマン寺川昌宏の撮影実績に基づいた七五三撮影のオススメ最適時期とその理由について詳細にご説明させていただきます。
神社で七五三を撮るか?スタジオで撮るか?
七五三撮影のオススメ時期はフォトスタジオで撮影するか、神社で撮影するかで大きく分かれてきます。
というのも世間一般の写真館や写真スタジオでは10月ごろから12月ごろまで七五三撮影繁忙期になるので、秋口に七五三の撮影をスタジオで撮影すること自体は毎年の慣例のことなので特に問題はないのですが、肝心なのが神社で七五三の撮影を行う場合です。
そもそも七五三の写真撮影というのは、お子様の機嫌や動きをカメラマン側やご両親の方で完全制止することは不可だとご認識ください(特に3歳イヤイヤ期)
他の七五三お参りの方が溢れかえっている神社に3歳のイヤイヤ期全開、それも自分の意志で着用したわけではない着物や足が痛む履き物で立たされていると、子供さんにとってもしんどいもの。
写真撮影というものは、基本的に人が少ない場所で行うほど条件は良いです。
・お子様が動いている最中も撮れます
・お子様が動いてばかりで止まって撮れないこともあります。
上記の撮影条件の際に、人が多く混み合っている神社というのは撮影にベストな場所ではございません。
もちろんその時期でしかお参りできない方もいらっしゃいますし、他の人の背景の写り込みは気にならないお客様も当フォトスタジオでは多いので、あくまでフォトスタジオからの撮影観点になります。
写真撮影を深くご存知でなく、スマートフォンでちょっと撮る程度の親御さまには、カメラの前で動いてはいけないとか、撮られるご自身の感覚で写真撮影を考えてしまう方が多い、これは仕方がないことなのですが、実はお子さんが動いていても、写真自体は撮影可能です。
この混み合った神社での撮影観点から考えると、フォトスタジオで撮影する方が写真撮影を軸とした環境として作られているので、七五三の衣装を着てスタジオで撮っていただいた方が、確実性は上がります。
お子様の性格・年齢によっても変わる七五三写真
子供写真で最もお気をつけていただきたいのが、お子様の性格や成長過程によって皆さまそれぞれ感覚が違うこと。
特に人見知りや場所見知り、イヤイヤ期、眠気やお腹が減ると大変なことになるお子様に関しては神社よりも、フォトスタジオの方がまだ万が一の事態を収束させ易いかなと思います。
もちろんカメラマン側も全力を尽くさせていただくのですが、屋外の神社には下記のようにお子様の集中力を妨げるものが沢山ございます。
・落ち葉、どんぐり、石ころ(一度拾うと終わらない)
・見知らぬ大量の人たち(他の参拝者)
など実際に神社では七五三が嫌で寝転んで泣いているお子さんも沢山いらっしゃるので、その子供さんに適した撮影環境を考えてあげることが当フォトスタジオのように個別にお客様の撮影プランに寄り添えるところがウリの写真館には向いているかなと考えています。
中でも運動神経が抜群で走ることやアクティブなことが大好きなお子さんは静かに立つことやじっとすることが苦手で、逆にアクティブに動いていただいた方が動きのある良い写真が撮影できたりもするので、お子様の性格にもよって写真撮影の内容は変わってくるということもご認識いただければ幸いです。
よく写真館やフォトスタジオに出ている広告用の七五三写真は、プロのキッズモデルを採用した作り込んだ七五三写真であることも多いので、我が子もその通りになるというのは少し危ない認識かもしれません。
また当フォトスタジオの七五三写真は、これまでエキスポフォトスタジオで出会えた実際の皆さまの写真ばかりなので、プロモデルを採用している写真は一切ございませんので、実例のひとつとして拝見いただければ幸いです。
実際の七五三おすすめ時期
フォトスタジオ側の撮影観点を中心に七五三撮影について解説させていただきましたが、次は実際のベストな撮影シーズンっていつ?っていう時期的な解説をさせていただきます。
七五三撮影で当フォトスタジオが推奨させていただく撮影時期は
8月・9月
他にも推奨させていただく時期、特に3月末から4月上旬の桜シーズンなども七五三撮影では素敵かな?とも思いますが、あえてエキスポフォトスタジオではこの2ヶ月が勝負になってくるかなと思います。
8月・9月を七五三撮影のベストシーズンとして推奨させていただくメリットがありまして
① 8月・9月は写真館やカメラマンが閑散期で予約が取りやすいといったメリット。
② 衣装の空き状況も余裕があるといった点
③ 着付や美容スタッフの方の空き状況に余裕がある点。
④ 神社も空いていて撮影が行い易いといった点
⑤ カメラマンも美容スタッフも神社関係者も余裕がある。
上記だけでも4点のメリットがあることは、とても有利な状況を作り易いです。
おすすめ時期のデメリット
但しいくつかデメリットもございます。
8月説に関しては、猛暑の中なので着物を着て神社に行くということは厳しいことになりますし、9月といえども残暑残るので厳しいですよね。
暑さ・気候というのは10月・11月には勝らないのですが、七五三の写真をしっかり撮っておくという点においては、エアコンの効いたフォトスタジオで先に余裕のある時期に写真撮影だけ済ませておくといったことも推奨方法になります。
秋口の神社はお宮参りのハイシーズン!?
10月・11月に神社が混み合う理由はもう一つありまして、春から夏にご出産された方々がお宮参りを気候の良い秋口に延期される方がとても多いです(ほとんど秋口に延期されます)
神社は七五三だらけ、お宮参りだらけ、下手すりゃ結婚式もやっているという1年の中で最も神社も写真屋も稼働している時期なので、是非とも七五三というものを混み合った時期を外すことで、ご家族だけのプライベート感覚を大切にした七五三を行っていただければなと当フォトスタジオは推奨させていただいております。
ただ10月・11月も全く七五三が撮れないわけではなく、気候やご家族の集まりなどで秋をお選びになられる方も多いかと思いますが、基本的に日本のサービス業は気候の良い時期は予約が取りづらいとお考えいただければ幸いです。
七五三やスタジオ写真撮影でご不明な点やご相談あればお気軽に何なりとご相談くださいませ。
ご拝読、ありがとうございます。
この記事の執筆と写真撮影
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大阪府吹田市のエキスポフォトスタジオで家族写真・子供写真・結婚写真などご家族の各種記念写真の撮影を行いながら日本全国各地で結婚や家族の写真撮影を行っています。
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