本記事では大阪府吹田市のエキスポフォトスタジオでの数ある家族写真の事例の中から、車と一緒に家族写真についてご紹介させていただきます。
家族写真、この撮影ジャンルは当フォトスタジオにおいても広く、様々な要素と絡まりながら、時に犬と一緒に、ウェディングフォトでも、フォトスタジオでも様々な時期や場所でいつでもどこでも家族で写真を残すことができる、いわゆる写真家やフォトスタジオにとって家族写真とは永遠のテーマの撮影プランになりますが、今回は家族を日本中あちらこちらへ運んでくれる愛車についてご紹介させていただきます。
日本の主要都市と言われる東京都、大阪市、名古屋市、札幌市、福岡市では交通の利便性も発達しているので車を持つことはやや敷居が高かったり、メリットが薄い一面がございますが、日本を見渡せば多くは車が交通手段になっている地域はとても多いです。
車が交通移動手段、ということは家族と過ごす時間が家と同じくらい長いのが車です。
また車は家と異なり、所有権を有する方が生涯を真っ当するまでずっと乗り続けれるものではなく、10年、15年、20年おきに車を乗り換えられる以上、家族と車にも別れがあります。
その点において、思い出、記録写真の役割こそが家族写真に根幹である点において、家族と様々な時間を過ごした家族同然である車と家族写真を残すことに、また一つ家族写真のひとつの可能性を感じます。
本記事では当フォトスタジオ代表カメラマン寺川が実際に撮影した車と一緒に家族写真をご紹介させていただきながら、またカメラマン寺川自身が愛車との別れの際に撮影したリアルな車とのプライベートの家族写真もご紹介させていただきながら、フォトスタジオとして、また車を乗るドライバーとしての視点でご紹介させていただきます。
またエキスポフォトスタジオ大阪では家族写真の多くの事例がございますので、下記記事も併せてご参考いただければ幸いです。
家族で車の写真を撮るにあたって、親御さまのお気持ちとしては以下のように様々な理由や想いが生活の中の暮らし方に裏付けられています。
『無事故・故障なしで10年以上走ってくれた感謝』
『将来子供が大きくなった時に見せてあげたい車を交えた一家の写真』
『車好きなお父様お母様にとって家族と思い出の写真』
『新車購入後の納車際に最も車両が美しい状態で車の写真を残したい』
『家族旅行先で車と写真を撮りたい』
『家業を長年手伝ってくれた業務用車を一族で写真に残したい』
など、家から外に出れば沢山走っている車1台1台に、所有者・ドライバーとそのご家族に様々な想いがあるのが実情かと思います。
当フォトスタジオではフォトスタジオの写真撮影に併せて、ご自宅や出張写真撮影も行っていますので、家族と車の写真の撮影に大阪から日本全国どこへでもお伺いいたします。
近年、車も昭和時代のように街の車屋さんで不具合があれば修理をして乗り続ける、というよりかは日本車は世界の中でも最高峰の安全性と耐久性があるので、昭和のスカイライン・シビックType R・86にSUBARU STI、マツダロータリーエンジンと不屈の車漫画、頭文字Dが流行した当時より、ハイブリッド電池を積んだ家電製品のような車が環境面の配慮、また低燃費な魅力もあり人気があります。
車としての個性は失われつつある時代なのかもしれませんが、そこに乗車している家族・子供・友達やパートナーは決して家電や世間に溢れる物ではなく、人です。
家と同様、その車に巡り合うまで例え大量生産された車種だったとしても、車購入までの多くの選択肢、またライフスタイルの変化により車の選び方、見え方も変わってきます。
中にはこだわりの外車や高級車、内装を特別カスタムされて大切に乗り続けられている方も多いです。
しかし車には必ずといっていいほど寿命があり、先述した通り、ライフスタイルや時代の変化によってハンドルを握る車そのものも変わってゆくものです。
変わってゆくからこそ、今より大きく変化する未来に向けて、家族写真が役割を担うことができます。
お父さんが独身時代から乗っていた車に、最初のデートのお母さんが乗り、お子様が後部座席に乗り、常に車というのは写真と同じで未来に向かって家族を乗せて走る大きな役割を担う家と同じ大切なものです。
長年フォトスタジオで写真家として活動していると、人なり物なり、限りある時の中、有限の中での寿命というものに毎年出会います。
できることなら永遠を望むのが人間の性ですが、世界中の長い歴史の中で、死なない人はいません。
今日も少し哀愁ある書き方をすれば、命を迎えて送ることを繰り返す毎日、しかしそれは少しずつ何かが進化していることかもしれません。
特に車にあたってはデザインという重要な外観がございます。
もちろんテクニカルなエンジンや内部構造なども進化しているはずですが、写真にとって重要なこと、その時代をリアルに感じさせてくれるのは、当時の車のデザインやボディの色味やコーティングです。
車メーカーも商用車を除いては、常に新しいモデルチェンジを繰り返し、車メーカー独自の技術力・開発力・営業力をもって家族に携わる車そのものをアップデートされています。
だから同じ車に出会えるというのは、旧車を選ばない限りは難しいのかな、と思うと、より今乗られている車と一緒に写真を撮るのは無限性が存在しないからこそ、重要な要素かと当フォトスタジオは考えています。
最後に上記1枚の写真は、エキスポフォトスタジオ大阪、代表カメラマン寺川のプライベートでの愛車との別れ際の家族写真です。
独身時代、まだ20代前半で個人カメラマン独立起業際から、撮影機材を積んで大阪・関西から日本全国多くの場所へ撮影で訪れました。
沢山の仕事仲間、プライベートの友達、その後、家内との最初のデート、結婚し、子供が生まれ、プライベートでも仕事用でも長年走ってくれた愛車です。
特にエキスポフォトスタジオの代表的な写真撮影は結婚〜家族写真なので、結婚写真撮影際の着物の衣装を積んだり、七五三衣装やお宮参りの産着初着を積んだり、常に誰かの幸せのために走ってくれていた一台なんですね。
車は動物のような命はないかもしれませんが、愛着や感じ方次第で常に暮らしの中で身近な大切な存在となります。
いずれお別れすることがある、だからこそ車と一緒に家族写真を撮ることはひとつの良い記念になるなと、自身が愛車とお別れの際には身をもって感じたものです。
車と一緒に家族写真を撮りたい方も写真館内では撮影できませんが、ロケーションなど人にご迷惑がかからない場所でお手伝いできれば幸いです。