本記事では春の季節の大阪で七五三写真の撮影の実例をご紹介させていただきます。
七五三といえば季節柄、10月・11月・12月に撮影が集中しますが、七五三前撮りという写真撮影においてはフォトスタジオ並びに屋外のロケーションで自由に撮影いただける楽しさがあります。
中でも春は日本が最も桜で美しく染まる季節で、ウェディング前撮りはじめ、日々の家族写真や入園卒園入学卒業写真のトップシーズンだったりして、当フォトスタジオもカメラマンも年間のうちで最も忙しい季節のひとつです(特に近年は日本に訪れる海外旅行の外国のお客様からの撮影のご依頼も急増しているので)
そんな日本を彩る桜、気候も長い冬を終えて、温暖になってくると人間の気持ちも明るく少しずつ朗らかなものになってゆく良い季節に、今回は春に七五三写真の撮影をさせていただきました。
そもそもなぜ七五三は秋なのか?長年、大阪で七五三写真の撮影を秋にさせていただいているフォトスタジオの立場ながら少し考えてみると、やはり大昔の日本の習慣も関連しているそうで、医療や衛生面が大きく発達していなかった大昔は、子供が3歳・5歳・7歳と年を重ねてゆくことが当たり前ではなかったという諸説を、子供写真の撮影を長年行っているとお伺いすることが多いです。
特に七五三に関しては、江戸時代初期から幕府の袴着の儀に関係して行われるようになったと、特に11月は結婚式や祭典が多い時期なので、由来として日本にとって11月というのは1年の締めくくりになる12月を前に、お子様の成長をはじめ、様々なご祈願に適したシーズンなのではないかなと考えています。
七五三前撮りのメリットとして最も大切なのは、実際に秋の七五三ハイシーズンになると、日本中の神社が七五三に追われて、ご祈祷際の神社での写真撮影も円滑に行えないことが沢山出てきます。
先述したように秋は縁起の良い月なのか、神社では結婚式や七五三、夏にお宮参りを控えられてた方のお宮参り参拝など神社さんにとってもハイシーズンの月。
大阪天満宮さんではご祈祷に二時間待ちとかも普通にあるようです。
そんな時に着慣れない服を着て、環境の異なる神社に3歳・5歳の子供が参拝に行ったところで、なかなかじっくりは撮れないことも多かったりします。
答えは簡単で、写真撮影環境がとても悪いからです。
・子供の機嫌が悪い
・撮影場所に人が多い
・神社内で撮影制限がある
この3点あれば、子供さんによっては無理があり、神社のロケーションという限られた場所での七五三写真になってくるので、やはり七五三前撮りという点でしっかり3歳の記念を残しておくといったことが重要になってきます。
ただこれはフォトスタジオの写真サイドからの一意見であって、実際は11月が誕生月で3歳・5歳・7歳を迎えられる子供さんも多いのが事実なので、誕生日付近で七五三をされたい方も多いかと思います。
そんな時は是非、フォトスタジオで最低限の記念写真を残しておくといったことも良いかもしれません。
実際に春に七五三前撮りをしてみて撮影カメラマンとして感じることは、桜は本当に良い記念になるなー!と感じてます。
長年、大阪関西のフォトスタジオでカメラマンをやっていますが、桜って開花時期がとても短いので、開花がとても早くて早く散ったり、開花がとても遅くて遅くまで咲いてたり、その年によって桜の状況って異なるます。
秋の紅葉であれば開花時期がとても長いので調整し易いのですが、良い桜の時期に撮影で巡り会える方というのも限られていまして、是非もチャンスがあれば桜の下で七五三のみならず、ご家族にとって大切な記念写真を残していただけたらな、と毎年春になると強く感じています。
特に当フォトスタジオでは写真スタジオでの撮影と屋外ロケーションフォトの両方の七五三写真撮影を行っているので、前撮りとご祈祷当日を分けて撮影をご検討いただいたり(前撮りはスタジオ、当日は神社など)
また撮影料金も高額ではなくリーズナブルに大阪でさせていただいているので、七五三前撮りもオールシーズンいつでもご相談ください。
お送りしてきました春の七五三前撮り、いかがでしたでしょうか?
おそらく日本人の多くの方が秋の七五三写真を沢山持たれている中で、あえて今年の七五三は季節を外してみるといったことも面白い写真の遊び方かなと思います。
よく結婚式・お宮参り・七五三などは神社の神事と併せて考えられるのですが、それは当日だけの話であって、実際に結婚写真も子供写真も本来とても自由なもので、常に神事の縛りがあるというわけでもございません。
最も大切なことはご家族全員で新しい体験をしていただくことが大事なのかな?と日々スタジオで撮影しながら感じております。
秋の七五三本番に向けて、大阪での七五三前撮り写真も是非ご検討いただければ幸いです。