
エキスポフォトスタジオでは、納品するすべての写真を1枚ずつ確認し、明るさ・色味・質感などを自然な範囲で調整した上でお渡ししています。
本記事では大阪府吹田市の写真館、エキスポフォトスタジオの代表カメラマンの寺川が、当フォトスタジオで撮影された全ての方に対応している撮影データの編集・現像・加工についてご説明させていただきます。
近年は写真館でも殆どフィルムではなく、デジタルカメラで撮影されたデータをお客様にお渡ししたり、プリントされているケースがほとんどですが、フィルム写真で現像作業があったように、エキスポフォトスタジオではデジタルデータの現像編集作業とお客さまがお受け取りいただける写真に一手間かけさせていただいております。
この記事では大きく分けて下記をご説明させていただきます。
・デジタルデータの現像編集の実例
・現像編集を行うメリット
・現像編集を行わない場合の写真
など編集済み・未編集のビフォーアフターの実例も含めて一般の普段の生活では写真に馴染みがない方々にもわかり易くご説明させていただければと思います。
◾️ ご注意事項 ◾️
エキスポフォトスタジオでは美顔加工や整形レタッチなどのその時の被写体の本来の姿を無視した加工作業は行なっておりませんので、ご了承ください(一部例外はあり)

当フォトスタジオでは撮影データの写真の編集・現像のために最新のApple製のiMacとAdobe Photoshopの専用ソフトを導入しています。
上記の画像は実際の写真編集画面をスクリーンショットで切り取ったものになります。
上記の画面の中で撮影データを展開し、色味や明るさの調整など編集作業を行なってゆきます。
実際に現像編集したもの(編集済)・しなかったもの(未編集)を下記の比較でご覧いただけますのでご確認くださいませ。
上 未編集・未現像/撮ってだしの撮影データ

↑編集済・現像済/専用ソフトで一手間加えたスタジオ写真
上記2枚の当フォトスタジオで撮影した家族写真を編集済・未編集の2枚に分けてご覧いただいてみて、本記事をご覧のみなさまいかがでしょうか?
1枚目の写真
スマートフォンで撮影したようなナチュラルだけど、少し浮いた感覚のあるあっさりした質感
2枚目の編集済の写真
全体的に色味や明るさが適正で高画質と見受け易く、1枚目の写真と比較して2歩、3歩前に進んだ上質な質感がある。
また1枚目の背景の色味が赤っぽい部分などが2枚目の編集済の写真では補正されている。

スタジオで撮影した写真の色味や明るさの感覚というのは色彩感覚や視覚的なものも各々異なる面がありますので、主観的要素はとても強くなってきますがエキスポフォトスタジオでは代表カメラマン、寺川昌宏の写真表現をベースに下記のメリットが現像作業では生じることから、日々スタジオ撮影際に大切なことと心がけさせていただいております。
・写真の美しさ
・レンズの描写力
・カメラセンサーの表現力
・見やすさ
・無理のない色や質感の編集・現像・加工
といった上記を大切にさせていただいております。
スマートフォンで撮影された写真と、フォトスタジオで撮影された写真の大きな違いのひとつが「データの情報量」と「現像の前提」にあります。
スマートフォンの写真は撮影と同時に自動で色味や明るさが補正された完成データとして保存されることが多く、誰でも見やすい写真がその場で仕上がるようになっています。
一方でフォトスタジオでは、RAWデータと呼ばれる未完成の撮影データをベースに、撮影後に1枚ずつ現像編集を行います。
RAWデータは色や明るさの情報量が多く含まれているため、
・白飛びや黒つぶれの補正
・色味の調整
・空気感や質感のコントロール
といった細かな調整が可能になります。
そのため、撮影時点では完成していないデータを、撮影後に最適な状態へと仕上げていくのがフォトスタジオの現像編集の役割です。
スマートフォンは「その場で完成」、フォトスタジオは「後から仕上げる」という違いがあります。

スマートフォンとフォトスタジオで使用するカメラ機材は、そもそも設計思想と用途が大きく異なります。
エキスポフォトスタジオでは、フルサイズセンサーを搭載したカメラと大型レンズを使用して撮影を行っています。
これらの機材は光の入光量が大きく、
・立体感のある描写
・自然で深みのある色味
・高級感のある質感表現
といった写真表現が可能になります。
一方でスマートフォンのカメラ機能は、日常の記録や証明、共有を目的としたライトに設計されているため、
・その場で見れる写真
・コンパクトなデータ容量
に最適化されています。
そのため、撮影の段階から
「記録・共有のための写真」と「作品として仕上げる写真」では、目的自体が異なります。
またスマートフォンは液晶ディスプレイが非常に綺麗なため、画面上では十分に美しく見えることが多いのですが、実際のデータとして見た場合や、プリントした際には違いが出てくることもあります。
エキスポフォトスタジオでは全てのお客様にA4フォトパネルをお渡ししておりますが、こうしたプリントとして残す場合や、10年後・20年後といった長期的な保存を考えた場合には、
・解像度
・色の階調
・細部の情報量
といった点で、撮影機材の目的そのものの違いが影響してきます。

上 未編集・未現像/撮ってだしの撮影データ

↑編集済・現像済/専用ソフトで一手間加えたスタジオ写真
実際に多くのフォトスタジオや写真館・カメラマンには当フォトスタジオのような現像編集作業を挟まずに、撮って出しの撮影データをそのままお客様に撮影うデータとしてお渡ししているケースも少なくありません(事前にフォトスタジオでレタッチや編集作業があるかどうか要確認)
エキスポフォトスタジオが一手間がかかっても、こうした現像編集作業を行なっているのは
『お客さまの未来に残る写真をより美しく』
といったフォトスタジオ・フォトグラファーとしての自分意志や、極力、結婚写真や家族写真など節目の大切な写真が美しくお受け取りいただけるという点を考えるのは当たり前の話ですが、もう一点あるのは
『その日にスタジオにご来店くださったお客さまを見つめ直す』
これはスタジオカメラマンの自分自身の個人的な感覚なのですが、その日の撮影やお客さまのひとつひとつの表情、自分の撮影を現像編集を行いながら見つめ直すことで、被写体の新郎新婦さまやご家族・子供さんに、言葉や問いかけをなしでも、新しい発見や自分自身が写真や家族、その人に感動していることが僕のように結婚や家族・ペットの写真を撮影するフォトスタジオにとっては、とても大切だと心がけています。


写真のレタッチ・編集・現像はフォトスタジオでの撮影のみならず、上記2枚の対比写真のように大阪の公園などの屋外ロケーションでの撮影でも同じです。
1枚目の未編集の写真はややデジタルカメラで撮った、これまで多くの方が目にとまってきた質感のある写真ですが、2枚目は背景の緑の色や全体的な質感をアップすることを目的に写真を編集しています。
というのもフォトスタジオで使用するカメラはキヤノン製のプロカメラマン御用達のカメラボディや高級レンズを使用するのですが、良いカメラとレンズで撮っても、所詮は機械なので、色味や画質の完全表現までには、限界があります。
ただ撮るだけであれば、カメラを持った人誰に撮ってもらっても、それは写真は写真なので大丈夫かもしれません。
しかし、ここで大切なことがカメラやレンズだけでは本来の目的地に辿り着けないからこそ
『クリエイティブ』や『写真表現へのチャレンジ』
フォトスタジオやカメラマンにとってもこれらの良い機会になってきますし、写真をお受け取りいただくお客さまにとっても色味や明るさ、細部まで調整され高画質化された写真は納品際に含まれていて損ではございません。

上 未編集・未現像/撮ってだしの撮影データ

↑編集済・現像済/専用ソフトで一手間加えたスタジオ写真
本記事ではエキスポフォトスタジオで撮影された写真データの編集現像作業の実例をご紹介させていただきました。
大切なことは美しく仕上げること、これは当然なのですが、この美しさというものは千差万別で主観的な要素はありますが本記事で僕がお伝えしたかったのは
・お客様の写真を大切に心がけていること
・可能なかぎり高画質を目指すこと
・スタジオならではの写真表現性
がこの写真現像作業に含まれているといった点です。
また多くのお客さまから
『寺川さん、スタジオで現像編集ってどんな感じなんですか?』
と普段写真に馴染みがなかったり、プロカメラマンやフォトスタジオのワークフローを見学することがない一般の方には
“写真の現像編集・レタッチ”
といったものはやっぱりなかなか伝わりにくいもの。
撮ったものをそのままお渡ししているのではなく、コンピューター上で一手間加えて、全ての写真を1枚ずつ見直して、色味明るさを調整したものをお渡しするといった認識で大丈夫です。
大阪のフォトスタジオで写真撮影をご検討されている方は本記事の撮影データの編集などもご参考に、写真撮影をご検討いただければ幸いです。
ご拝読ありがとうございました。